【必須】個人賠償は「まるごとマモル」一択。月200円で親まで対象

「保険は原則不要だ」 教育資金デザインラボは常にこの立場ですし、そのスタンスは変わりません。 しかし、金融業界には稀に、どう計算しても加入者側が得をしすぎているバグのような商品が存在します。

【悲報】

この記事を書くことで、教育資金デザインラボは今後、日本生命様との将来的なタイアップの可能性を永遠に失うでしょう。 それでも書きます。なぜなら、この商品があまりにも顧客有利すぎるバグ商品だからです。 金融業界には稀に、企業側の計算ミス(実際は戦略的出血)としか思えない歪みが存在します。今回は、その歪みを徹底的に利用し尽くすための完全攻略ガイドです。

結論から言います。 日本生命の「まるごとマモル」。これだけは、是非加入してください。

これは、子供を持つ親にとっての神保険です。 しかし、この商品にはネットで完結できない(必ず担当者を介さないといけない)という奇妙な仕様があります。

なぜ、そんな面倒な仕組みになっているのか? 今回は、この神保険の驚異的なコスパと、その裏にある保険会社の本当の狙い(裏事情)を解説し、美味しいところだけをつまみ食いするための完全攻略法を伝授します。

目次

なぜ「まるごとマモル」が神なのか?

個人賠償責任保険(他人に損害を与えた時の保険)は、火災保険や自動車保険の特約でも入れます。しかし、それらと比較しても「まるごとマモル」は別格です。

理由はシンプル。補償範囲が異常に広いからです。

バグ①:子供だけでなく別居の両親まで守れる

これが最大のバグです。 通常、この手の保険は同居の家族までしか守りません。 しかし、「まるごとマモル」は、契約者(あなた)が入れば、以下の全員が補償対象になります。

  1. 本人(あなた)
  2. 配偶者(妻)
  3. 子供(同居・別居問わず)
  4. 本人の両親(別居でもOK!)
  5. 配偶者の両親(別居でもOK!)

つまり、あなたが加入するだけで、実家の父や義理の母が起こしたトラブルまで全額カバーされるのです。「1契約で3世帯(自分・実家・義実家)を守れる」。これを神コスパと言わずになんと言うのでしょうか。

わかりやすく言えば、「Netflixの1つのアカウントを、離れて暮らす実家や義実家と共有し放題」のような状態です。 追加料金はゼロ。あなたが契約するだけで、沖縄の実父も、北海道の義母も、自動的に「賠償責任3億円」の盾で守られます。自転車事故はもちろん、認知症の親御さんがお店の商品を壊してしまった場合なども対象になり得ます。この「適用範囲の広さ」こそが、最強のバグたる所以です。

バグ②:あらゆる「破壊」をカバーする(具体例)

子供は予想外の破壊神です。 自転車事故だけでなく、日常のあらゆるトラブルをカバーします。 具体的にどんなシーンで使えるのか、イメージしてみてください。

ケースA:ママ友の新築で「大画面テレビ」を破壊

子供連れで遊びに行った新築の家。子供がおもちゃを振り回し、リビングにあった65インチの有機ELテレビ(30万円)に直撃。液晶がバキバキに割れた…。 → 【全額補償】 他社の安い保険だと管理下の事故として対象外になるケースもありますが、これは出ます。

ケースB:実家の祖父の「高級眼鏡」を踏み潰す

お盆に帰省中、おじいちゃんがソファに置いていた眼鏡(5万円)を、子供がジャンプして踏み潰した。 → 【全額補償】 多くの保険は同居の家族や親族への賠償は免責(出ない)ですが、これは別居の父母(祖父母)も対象になり得ます。ここが最強たる所以です。

ケースC:駐車場で隣の「ベンツ」に傷をつける

マンションの駐輪場で、子供が自転車を倒し、隣に停まっていた高級車にハンドルが接触。「ドア交換で50万円」と請求された。 → 【全額補償】 これも示談交渉をプロが代行してくれます。

これだけのトラブルを、年間2,360円(基本プラン)でカバーできるのです。 月額にすれば約200円。自販機のジュース1本強で、数万〜数千万円のリスクが消える。これをバグと言わずになんと言うのでしょうか。

プランは「一番安い基本プラン」一択

「まるごとマモル」にはいくつかのプランがありますが、迷う必要はありません。1番安い、基本プラン(個人賠償責任補償のみ)」を選んでください。

  • 保険料:年間 2,360円(月額換算 約200円)

これより高いプランもありますが、そんなものは不要です。 余計なトッピングは一切せず、この基本プランだけを注文するのが、最も賢い頼み方です。

なぜ、こんな神商品が存在するのか?

鋭いあなたなら疑問に思うはずです。 「人件費の高い保険会社が、なぜこんな安い商品を売るんだ? 採算は取れているのか?」と。

日本生命の公式サイトにあるQ&Aには、こう書かれています。

Q. 保険料が割安なのはなぜですか? A. より多くのお客様にご加入いただき、安全・安心な社会を実現していきたいという想いから、ご加入しやすい割安な保険料としています。出典:日本生命公式サイト

……素晴らしい「建前」ですね。 表向きには社会貢献のような綺麗な言葉が並んでいますが、実態は違います。

本当の狙いは「ドアノック(きっかけ作り)」

なぜ保険会社は、こんな破格の商品を売るのか? 答えはシンプル。「あなたの個人情報(リスト)」を買いに来ているのです。ネット完結させず、あえて対面を必須にしているのがその証拠。彼らのゴールは、賠償保険の契約ではありません。その先にある死亡保険や学資保険という、高額が入る商品を売り込むための面接権を手に入れることなのです。

【ドアノック商品(撒き餌)】

① 「まるごとマモル」という魅力的な餌で、通常ではリーチできない顧客層を集める

② 契約のために必ず担当者と面談させる(ネット完結させない)

③ 接点を持ったついでに、本当に売りたい「手数料の高い死亡保険」を提案する

これが彼らの戦略です。破格の年間2,360円 は、あなたという顧客リストを手に入れるための、彼らにとっての必要経費なのです。

攻略法:餌だけ食べて、針から逃げろ

この裏事情を知って、「じゃあ勧誘されるのが怖いからやめておこう」となるのは素人です。 玄人(マネーリテラシーの高い親)は、こう考えます。

「なるほど。向こうがきっかけ作りのために提供してくれる最高の餌なら、遠慮なくいただこう」

鉄の掟:他の提案は「すべて」断る

加入手順は以下の通りです。

  1. 資料請求をする:ネットから申し込み、担当者からの連絡を待つ。
  2. 契約する:「まるごとマモル(基本プラン)」の契約書にだけサインをする。
  3. 鉄壁のガード:何を提案されても、きっぱりと断る。

それでも、担当者からの勧誘って面倒で少し怖いですよね?担当者と会うのが怖い最大の理由は、別の保険を勧められた時に断れる自信がないからではないでしょうか? もし、担当者が死亡保険や学資保険のパンフレットを出してきたら、笑顔でこう言ってください。

「すみません、資産運用はすべて新NISAのオルカンで枠を埋めているので、保険で貯蓄する余裕がないんです。」

これでOKです。「オルカン」「NISA」という単語が出た時点で、まともな担当者なら「あ、この人は金融リテラシーが高いから、手数料の高い情弱向けの保険は売れないな」と悟って引き下がります。 向こうもプロですから、脈のない客に時間は使いません。

結論:この歪みを利用できる者が勝つ

世の中には安かろう悪かろうの商品がほとんどです。 しかし、大企業の「マーケティング戦略上の歪み(戦略的商品)」には、稀にとんでもないお宝が落ちています。

  • リスク:営業マンと一言二言かわす手間
  • リターン:月200円で、子供(と両親)が起こすあらゆる破壊活動(億単位)をカバーできる安心感

大企業が仕掛けた撒き餌を、魚である私たちが美味しくいただき、針だけを器用に吐き出す。 これこそが、現代の資本主義社会を賢く生き抜くための正しい戦い方です。 保険会社の「安心安全な社会を実現したい」という崇高な理念に感謝しつつ、私たちは月200円で最強の盾だけを手に入れましょう。

日常生活の賠償事故は、これでカバーできました。 ですが、私たち子育て世帯には、もう一つ守らなければならない場所があります。それが学校です。 いじめ、体罰、隠蔽……。学校という密室で我が子を守るための最強の抑止力となる保険を紹介します。

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この記事を書いた人

教育資金デザインラボ代表。元日系投資銀行(IBD)出身のFP兼宅建士。
「お金の世界は嘘ばかり」という信念のもと、ポジショントークを排除した『数字に基づく資産形成術』を発信中。早大理工・英国大学院修了。都内で2児(2歳・0歳)を育てるパパ経営者。

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