【保存版】学童見学はここを見ろ。実態を見抜く究極のチェックリスト

「家から近いから」「建物が綺麗そうだから」。もし、そんな理由だけで学童を選ぼうとしているなら、半年後にあなたは仕事を変えるか、学童を変えるかの二択を迫られることになるかもしれません。

学童保育選びは、単なる子供の居場所探しではありません。今後6年間、あなたが今の働き方(フルタイム)を維持できるか、それとも小1の壁に敗れてキャリアを諦めることになるかを決める、非常にシビアな分岐点です。

今回、教育資金デザインラボでは先輩パパ・ママ10名以上にヒアリングを行いました。そこで挙がったのは、公式ホームページには載っていない、生々しい後悔の数々でした。

「夏休みの弁当作りがこんなに過酷だとは……」「18時以降、子供が一人ぼっちになってしまい、結局辞めることになった」「親の負担が重すぎて、有給が全部消えた」

こうした悲劇を防ぐためには、見学の時点で、施設側が答えにくい裏側の実態を見抜くしかありません。今回は、ヒアリングで集まった「あの時、これを確認しておけばよかった!」という究極のチェックリストを公開します。見学の際にご活用ください。

目次

【食の壁】 夏休みの弁当と「朝の時間」

共働き家庭が最初にぶつかる壁、それが夏休み(給食なし期間)です。40日間、毎日弁当を作るのがどれほど過酷か。ここを甘く見ると、7月・8月の朝、相当辛い毎日になります。

チェック①:仕出し弁当は頼めるか?

公立学童の中には、衛生管理の観点から「家庭からの持参弁当のみ(購入品不可)」という厳しいルールを持つ場所があります。 逆に、希望者は仕出し弁当の注文が可能という学童であれば、親の負担は劇的に軽くなります。

チェック②:冷蔵庫・レンジは使えるか?

近年の猛暑は危険レベルです。朝作ったお弁当を常温で置いておくのは、食中毒のリスクがあります。 冷蔵庫で保管してくれるか、食べる直前にレンジで温められるかは、子供の健康(と食欲)に直結する重要項目です。

チェック③:朝は何時から開いているか?

「8時半開所」だと、9時始業の会社には間に合いません。夏休みなどの長期休暇中、朝8時から開所しているかも必ず確認しましょう。

【時間の壁】18時以降の孤独と延長ルール

「19時まで延長可」という文字だけで安心していませんか?重要なのは時間枠ではなく、その時間の密度と柔軟性です。

チェック④:18時以降の在室人数

「19時まで預かってくれますか?」ではなく、「18時半を過ぎると、何人くらい残っていますか?」と聞いてください。もし「だいたい最後の1人になりますね」と言われた場合、お子さんは寂しがって「行きたくない」と言い出す可能性大です。

チェック⑤:急なスポット延長

「今日はどうしても残業!」という時、「当日の電話一本で延長できますか?」と確認してください。公立の場合、「前月20日までに申請必須」という硬直的なルールの自治体もあり、ここが柔軟かどうかが働きやすさを左右します。

【質の壁】 宿題・生活のルールを見極める

宿題を見ますという言葉には、天と地ほどの差があります。

チェック⑥:宿題はどこまで見てくれる?

ただ「宿題をやる時間(学習タイム)を設ける」だけなのか、「完了させて、丸付けして間違った箇所を指導してくれる」のか。公立学童の多くは場所の提供に留まり、丸付けは「家庭でお願いします」というスタンスが普通です。しかし、中には指導員さんが丸付けや間違い直しまでサポートしてくれる施設もあります。もしそこまで対応してくれるなら、帰宅後の親の負担が激減する大当たりの環境です。

チェック⑦:YouTube・ゲーム等のルール

学童に行くと、ずっとSwitchをやっている、YouTubeを見放題という環境を良しとするか、禁止してほしいか。家庭の方針と学童のルールが合致しているかを確認しないと、後々トラブルの元になります。

チェック⑧:高学年の在籍数と雰囲気

小1の壁ばかり気にしがちですが、もし4年生以上がほとんどいない場合、お子さんが3年生・4年生になった時に「友達がいないから辞めたい」と言い出し、小4の壁にぶつかることになります。 長く通わせたいなら、高学年の居場所があるかどうかも重要な指標です。

【親の壁】 負担と緊急時の対応

最後に見落としがちなのが、親への要求レベルと災害時のルールです。

チェック⑨:保護者の負担は?

公立学童において、大きな差が出るのが父母会(保護者会)の活動量です。「共働きだから忙しい」は免除理由にならないケースも多く、ここを見誤ると貴重な土日に家族の時間を確保するのが難しいという事態にも陥ります。

確認すべきは役員の選出方法(くじ引き等の強制か)と活動頻度です。この負担感はしっかりと事前に確認しておくべきでしょう。

チェック⑩:警報時のお迎え基準は?

台風などで警報が出た際のルールです。施設によっては、警報が出た瞬間に「閉所」となり、仕事中であろうがなかろうが強制退去を求められる場合があります。「どのレベルの警報で閉所になるか」を事前に知っておく必要があります。

【付録】「究極チェックリスト」

最後に、見学当日にスマホでサッと確認できる要約リストを用意しました。この画面をスクショして、現地で活用してください。

カテゴリ 質問内容(ここを聞け!)
① 昼食 仕出し弁当は利用できるか?
② 保存 冷蔵庫・レンジは使えるか?
③ 朝 夏休みは朝8時から?
④ 延長 18時半以降の滞在人数は?
⑤ 柔軟性 当日の急な残業に対応可能?
⑥ 宿題 丸付けまでやってくれるか?
⑦ デジタル YouTube等の視聴ルールは?
⑧ 環境 高学年は何人在籍しているか?
⑨ 負担 親の出番はあるか?
⑩ 災害 警報時のお迎え基準は?

この10項目は、パンフレットには載っていないけれど、生活の質を大きく左右するポイントばかりです。

遠慮はいりません。このリストを武器に、しっかりとチェックして、親子ともに笑顔で過ごせる正解の場所を見つけてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

教育資金デザインラボ代表。元日系投資銀行(IBD)出身のFP兼宅建士。
「お金の世界は嘘ばかり」という信念のもと、ポジショントークを排除した『数字に基づく資産形成術』を発信中。早大理工・英国大学院修了。都内で2児(2歳・0歳)を育てるパパ経営者。

コメント

コメントする

目次